Homepage

ホームページ制作予算の決め方|初年度総額と見積もり比較表

執筆・編集:遊馬 祥一郎公開:内容更新:

この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

同じ「5ページ制作」でも、原稿、フォーム、公開、保守が含まれるかで総額は変わります。この記事は相場を断定する価格表ではなく、手元の見積もりを同じ条件にそろえるための計算方法です。

広告:この記事には、もしもアフィリエイトの広告を含みます。リンク経由の申込みにより当サイトが報酬を受け取る場合があります。

1. まず完成条件を短く書く

「問い合わせを受け付ける会社案内を公開し、営業時間は自分で更新する」のように目的と更新方法を決めます。必要なページ、原稿・画像を用意する人、フォームの機能、公開希望日を添えます。ここが決まっていないと、安い見積もりが必要な工程を省いているのか判断できません。

すでにサイトがある場合は、全体制作と一部修正を分けます。数か所の表示修正ならホームページ修正の費用と依頼メモ、WordPressの契約・テーマ費用ならWordPressの初期・年間費用が具体的な確認先です。

2. 初年度の支払額と翌年の維持費を分けて計算する

初年度総額=初期制作費+公開関連の一時費用+月額費用×利用月数+年額費用+追加作業費。ドメイン等の初年特典がある場合は、翌年の更新価格も別に計算します。項目が重複して含まれていないか確認してください。

スマホでは表を横にスクロールできます。

初年度の計算例(相場や当サイトの見積もりではありません)
費目仮の条件初年度の金額
制作原稿支給、合意したページ構成120,000円
公開作業初回のみ10,000円
サーバー月1,000円×12か月12,000円
ドメイン年額3,000円
保守月3,000円×12か月36,000円
合計全項目を税込と仮定181,000円

この例で初期制作・公開費が翌年不要で、その他の条件も同じなら、翌年は51,000円です。ただし追加更新や価格改定は別です。自作の場合も契約費用がなくなるわけではなく、学習・制作・保守に使う自分の時間を予定に入れます。

契約後にサーバー代やドメイン代の請求書を保存・記帳する手順はサーバー代・ドメイン代の請求書を記帳まで回す手順で整理しています。

3. 見積もりは同じ範囲にそろえて比較する

スマホでは表を横にスクロールできます。

発注前に埋めたい比較項目
項目見積書で探す内容記載がないときの質問
原稿・写真制作か支給か、点数誰が何を用意しますか
ページ・機能ページ種別、フォーム、更新機能入力項目や送信確認も含みますか
修正回数と対象、追加の扱い途中の仕様変更はいくらですか
公開・確認SSL、反映、対応環境公開後にどこまで動作を確認しますか
運用・引継ぎ契約名義、データ、更新権限解約時にサイトを移せますか

未記載を「無料で含む」と解釈せず、回答を文書に残します。サーバー契約が制作会社名義なら、更新料金だけでなく、移転・解約時のデータとドメインの扱いも確認します。

月額制作サービスも契約期間の総額で比較する

長く使う場合は、月額制と買い切り制作の1年・3年比較で契約期間ごとの総額と引継ぎ条件を確認できます。

初期費用を抑えて制作と更新を依頼したい場合は、月額型も比較対象になります。例として、ちゃんぷるWEB おまかせセットの公式料金表では、ライトは初期費用0円、月額5,500円、1〜2ページ、月1回の更新と案内されています。公式FAQでは最低利用期間の制限や違約金・解約手数料はないと案内されています(2026年10月8日再確認)。ただし、解約時期によってサイトのデータ・ドメイン・メールを継続利用できなくなる場合があり、他社への移行は利用者側の手続きが必要です。1年以上の利用推奨を最低契約期間と読み替えないようにします。

掲載月額だけを12か月分合計すると、5,500円×12=66,000円です。これは当サイトの単純計算で、最終見積額ではありません。税込・税別の扱い、追加ページ、原稿・写真、追加更新、解約時の精算などを見積書で確認してから比較表へ記入してください。「初期費用0円」を「総費用0円」とは読み替えません。

  • 1〜2ページで伝えきれるか。3ページ以上が必要なら、上位プランや他社見積もりと比較する。
  • 月1回の更新に含まれる作業量と、急な修正の対応日数・追加費用を確認する。
  • 途中解約・更新停止の申出期限、ドメイン名義、解約後のデータ持ち出し条件を確認する。

頻繁に自分で編集したい場合や、将来の移転を重視する場合は、管理画面の権限と引継ぎ条件を先に確認します。既存サイトの軽微な修正だけなら、月額の新規制作契約を結ばなくても済む場合があります。ここでは公式仕様を比較例として取り上げており、利用体験や集客成果を示すものではありません。

PR

制作と更新をまとめて依頼する場合の候補

必要なページ数と更新頻度を整理してから、公式の料金・契約条件を確認できます。

ちゃんぷるWEB おまかせセットの料金・条件を確認する

4. 予算が足りないときは、機能を段階に分ける

先に残すのは、事業内容・提供条件・連絡方法が分かり、スマホでも使える状態です。原稿がないページを大量に用意するより、読者が判断できるページを完成させます。予約システムや多言語化など、初回に必須でない機能は目的と運用担当が決まってから追加する方法もあります。

削る前に、手作業へ置き換えた場合の負担を考えます。予約機能を省けば受付担当の確認が必要です。保守を省けば更新・バックアップを事業者が管理します。安くする変更が、後で対応できない作業を増やさないかを確認してください。

5. 相談用のメモを作ってから依頼する

記入例:「3ページの事業案内。原稿と写真は支給。フォームは名前・メール・相談内容。月1回の文章更新を自分で実施。初年度予算は上限○円。予約決済は今回対象外。公開後の更新方法と契約名義も教えてほしい」。決められない欄は未定と記載します。

業者ごとの総額だけでなく、この条件への対応を比較します。必要な情報がまだ整理できていなければ小規模サイトの準備表から作業範囲を決めてください。

運営者の実務メモ

見落とされやすいのは、公開後にかかる費用

制作の相談では、制作費ばかり見て公開後の費用を見落とすケースが多くあります。具体的には、サーバー代・ドメイン代の更新、修正や更新作業の費用、写真撮影や原稿作成の費用です。月額制の制作サービスでは、解約時にサイトを持ち出せるかどうかも、あとで問題になりやすい点です。

運営者の実務経験にもとづくメモです。すべてのサイトに当てはまるとは限りません。

公開日: 2026-04-24

最終更新日: 2026-10-14

追記履歴

  • 2026-10-14 運営者の実務経験にもとづくメモを追加
  • 2026-10-08 公式FAQを再照合し、最低1年・年単位更新という記述を訂正。解約後の継続利用と移行の注意点を追記。
  • 2026-10-06 月額制作サービスの比較例、年間計算、契約・解約前の確認事項と広告リンクを追加。
  • 2026-09-19 初年度・翌年の計算例と見積もり範囲の比較表を追加。
  • 2026-04-24 初版公開

執筆・編集:遊馬 祥一郎(ホームページ運用ナビ)。計算表・見積もり整理の確認日:2026-09-19。サービス情報の再確認日:2026-10-08。記入例は当サイトが作成したものです。