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広告から問い合わせが増えないときの見直し順|計測・LP・フォーム・広告文の確認手順

執筆・編集:遊馬 祥一郎公開:内容更新:

広告からの問い合わせが増えないときは、まず計測が正しいかを確かめ、次に数字で「クリックされていないのか」「クリック後に問い合わせにならないのか」を切り分けます。この記事では、計測・LP・フォーム・広告文の順に見直す手順を整理します。

結論:クリックされているなら、先にLPとフォームを見る

広告の成果が出ないと、広告文やキーワード、予算を先に変えたくなります。しかし、クリックは取れているのに問い合わせがない場合、原因は広告よりもクリックしたあとのページにあることが多くあります。反対に、そもそもクリックされていない場合は、広告文とキーワードから見直します。

  1. 問い合わせが正しく計測されているかを確かめる
  2. 数字を見て、クリック前とクリック後のどちらに問題があるかを切り分ける
  3. クリック後に問題があるなら、LPとフォームを見直す
  4. クリック前に問題があるなら、広告文とキーワードを見直す
  5. 一度に1か所ずつ変え、期間を決めて比べる
運営者の実務メモ

問い合わせが増えないときは、先にLPを見る

広告から問い合わせが増えないときは、先にLPを見ます。クリックが取れているのに問い合わせがないなら、広告より、LPの内容やフォームに原因があることが多いからです。クリック率そのものが低い場合は、広告文とキーワードの見直しから始めます。

運営者の実務経験にもとづくメモです。すべての広告に当てはまるとは限りません。

1. 問い合わせが正しく計測されているかを確かめる

見直しを始める前に、問い合わせが計測されているかを確認します。Google広告では、コンバージョン測定を設定すると、広告のクリック後に問い合わせや購入などの行動がどれだけ発生したか、どのキーワードや広告が成果につながったかを確認できます(Google 広告 ヘルプ:コンバージョン測定について、2026年10月14日確認)。

実際に自分でフォームからテスト送信し、送信完了まで進めるか、問い合わせのメールが届くか、計測の記録に反映されるかを確かめてください。計測が止まっているだけなのに「問い合わせがない」と判断して、広告やLPを作り直してしまうことがあります。電話での問い合わせが多い業種なら、電話の件数も別に数えます。

2. 数字を見て、クリック前とクリック後を切り分ける

広告の管理画面で、表示回数、クリック率、クリック数、コンバージョン数を、同じ期間で並べます。どこで数字が落ちているかによって、見直す場所が変わります。

表は横にスクロールできます。

数字の状態と見直す場所
数字の状態考えられること先に見直す場所
表示回数が少ない検索される機会が少ない、配信の条件が狭いキーワード、配信地域・時間、予算の設定
表示はあるがクリック率が低い広告文が検索した人の目的に合っていない広告文、キーワード
クリックはあるが問い合わせがないLPの内容やフォームで離れているLPの見出し・内容、フォーム
問い合わせはあるが質が合わない対象外の人も集まっているキーワード、広告文とLPでの対象の書き方

期間が短すぎると、たまたまの増減に左右されます。比べる期間をそろえ、季節や休業日の影響がないかも確認します。

3. クリック後に問題があるなら、LPを見直す

まず、広告文とLPの見出しが同じことを言っているかを確認します。広告で「見積もり無料」とうたっているのに、LPの最初の画面にその説明がないと、クリックした人は自分の探していたページか判断できません。LPの最初の画面で、誰の・どんな悩みを解決するかが一文で分かるようにします。

次に、料金の目安、対応エリア、申込み後の流れなど、問い合わせる前に知りたい情報が載っているかを見ます。構成の考え方はLPの基本構成、ボタンの置き方と文言は問い合わせボタンの配置と文言で整理しています。

4. フォームで止まっていないかを確かめる

LPを読んで問い合わせようとした人が、フォームで離れることもあります。入力項目が多すぎないか、スマホで入力しやすいか、必須項目のエラー表示が分かりやすいかを、実際にスマホで送信して確かめてください。送信後の完了画面で、返信の目安や次の流れを伝えているかも確認します。

フォームの設定と送信テストの手順はお問い合わせフォーム設置の基本で解説しています。

5. クリック前に問題があるなら、広告文とキーワードを見直す

クリック率が低い場合は、実際にどんな言葉で検索されて広告が表示されたかを確認します。サービスと関係の薄い言葉で表示されているなら、その言葉で表示されないように調整します。広告文には、検索した人が探している内容と、LPで確認できる内容を同じ言葉で書きます。

広告文だけを魅力的にしても、LPの内容と合っていなければ、クリック後に離れる人が増えるだけです。広告文とLPは、セットで見直してください。

6. 一度に1か所ずつ変えて、結果を記録する

見出し、ボタン、フォーム、広告文を同時に変えると、どの変更が効いたのか分からなくなります。変える場所を1か所に絞り、変更日、変更内容、比べる期間を記録してから、前後の数字を比べます。記録の残し方は月1回のサイト見直しも参考にしてください。

表は横にスクロールできます。

広告から問い合わせが増えないときの確認表
確認項目確認すること
計測テスト送信が、問い合わせとして記録されるか
切り分け表示回数・クリック率・クリック数・問い合わせ数を同じ期間で並べたか
広告文とLP広告で約束した内容が、LPの最初の画面にあるか
LPの情報料金の目安、対応エリア、申込み後の流れが載っているか
フォームスマホで入力から送信完了まで進めるか
検索語句サービスと関係の薄い言葉で表示されていないか
変更の記録変えた場所・日付・比べる期間を記録したか

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公開日: 2026-10-14

最終更新日: 2026-10-14

追記履歴

  • 2026-10-14 初版公開

執筆・編集:遊馬 祥一郎(運営・編集方針)