月1回のサイト見直しで確認したいこと
アクセス数を見る前に、読める・送れる・戻せる状態かを確かめましょう。小規模サイト向けに、点検する順序と、問題があった場合の次の行動を整理します。
アクセス数を見る前に、読める・送れる・戻せる状態かを確かめましょう。小規模サイト向けに、点検する順序と、問題があった場合の次の行動を整理します。

この点検は当サイトが提案する小規模サイト向けの運用例です。常時監視やセキュリティ対策の代わりではありません。サイト停止、証明書の警告、更新失敗の通知、緊急の脆弱性対応などは、月次点検の日まで放置せず内容を確認してください。
最初に、トップ・よく読まれる記事・お問い合わせなど、毎回確認するページを決めます。前回の記録があれば並べて開き、「確認済み」「要対応」「今回は対象外」を分けて残すと、確認漏れと作業済みを混同しにくくなります。
表は点検用のひな形です。作業が不要な項目も、なぜ対象外なのかを短く記録します。スマホでは表を横にスクロールできます。
| 項目 | 確認する内容 | 問題があったとき |
|---|---|---|
| 問い合わせ | フォームを開けるか、入力エラーを直せるか、テスト送信が実際に受信できるか | フォームの公開前テストで送信処理とメール受信を分けて調べる |
| 表示とリンク | HTTPSで主要ページが開くか、スマホで見出し・表・ボタンを使えるか | HTTPSの症状別確認、スマホ表示の確認へ進む |
| バックアップと更新 | バックアップの作成日・対象・保存先・復元手順と、ソフトの更新状況 | 復元テストの考え方を確認し、本番をいきなり上書きしない |
| 契約と期限 | サーバー・ドメイン・証明書の期限、決済予定、更新失敗通知 | 更新トラブルの確認順で契約ごとに切り分ける |
| 記事と案内 | 料金・提供条件・掲載リンクの古さ、公開が終わった案内、次に読む記事の有無 | 公式情報と照合し、変わった箇所と確認日を記録して修正する |
自分が管理するフォームへ「動作確認・返信不要」などと分かる内容で送信し、担当者にもテストと共有します。テストの日時を控え、問い合わせ実績を数える際は区別してください。送信完了画面が出ることと、受信できることの両方を確認します。
WordPressにはファイルとデータベースの両方が必要です。WordPress公式のバックアップ解説で対象を確認し、復元は可能なら別のテスト環境で試します。保存先の検討はバックアップの保存先整理へ進めます。リンク先にはAmazonの広告を含みますが、点検のために新しい機器を買う必要はありません。
比較する期間と対象サイトをそろえ、まずは同じレポートを継続して見ます。アクセスが少ない段階では、1人の操作で数値が大きく変わるため、小さな増減だけで記事や広告をすべて変更しないようにします。
affiliate_clickという名前のイベントを設定している場合も、それは定義したクリックを記録するもので、成約や確定報酬の証明ではありません。同様に、問い合わせが送信されても、受注したことにはなりません。GA4では重要なイベントをキーイベントとして扱えますが、何を成果とみなすかを決める必要があります。仕組みはGoogle公式のキーイベント解説を参照してください。
広告リンクを自分で繰り返しクリックして数値を作る確認方法は使いません。リンク先の設定と計測コードの検査、テスト環境での確認を分けます。計測の準備がまだならAnalytics・Search Consoleの導入手順へ進んでください。
サイト経由で受けた仕事がある場合は、相談件数の確認に加え、納品したのに未請求の案件、請求済みで入金期日を過ぎた案件、入金済みなのに記録が更新されていない案件を確認します。期日がある対応は月末まで待たず、日々の確認にも含めてください。
確認例:10,000円の請求に3,000円が入金された場合、残りは7,000円です。追加で7,000円が入ったら、累計入金額は10,000円に更新します。管理表の表示だけで完了にせず、請求内容と実際の入金記録を照合します。
これは改善の順序を決めるための提案です。表示回数が少ないだけでテーマやサーバーの買い替えを決める必要はありません。問題の場所を特定し、小さな変更と確認を繰り返します。
当サイトは独自PHPで構築しています。変更候補を非公開領域で検査し、PHPのエラー、内部リンク、画像参照を確認した後、変更したファイルだけをバックアップ付きで公開しています。公開後もHTTP応答を確認する運用です。
これは当サイトのファイル更新に関する方法で、WordPressのデータベース復旧や、メール受信まで自動で確認できるという意味ではありません。自分のサイトの構成に応じて、手動確認も残します。
公開したばかりのサイトでは、初月に記事を何本書くかより、公開・受付・計測・改善を一度つなげて確認することを優先します。たとえば1週目は表示と問い合わせの受信、2週目は不足している説明の追記、3週目は計測の確認、4週目は一つの課題の改善に充てます。GA4などは公開時から設定し、3週目は最初の振り返りに使います。受信担当者が届いたことを確認できていないテストは、未確認として扱います。
改善の完了条件は「スマホで料金表の追加条件を読める」のように、利用者の操作で書きます。作業が終わったことと、問い合わせが増えたといった事業の結果は、欄を分けて書きます。当サイトが2026年10月8日に行った修正は、確認できた範囲を次のように整理しました。
スマホでは表を横にスクロールできます。
| 修正した内容 | 確認できたこと | 確認できていないこと |
|---|---|---|
| SSH記事の同期例にドライランと接続ポートの説明を追加 | --dry-run・ポート10022・対象ファイルの制限を本文に明示 | 読者の環境で成功するか |
| 表20点のcaption・見出しのscope・キーボード操作対象を補う | 公開99ページ・151表のHTML検査で、指定した不足は0件 | すべての端末・支援技術での表示 |
| 3記事の図版をWebPでも配信できるようにする | JPEG合計1,273,599 Bに対し、960px WebP合計119,894 B | ページ全体の速度短縮率 |
この修正で問い合わせや売上が増えたという測定結果はまだありません。HTML・PHPで構成した当サイトでの記録であり、WordPressの管理画面で試した結果ではありません。
次の項目を非公開のメモへ記録します。パスワード・秘密鍵・問い合わせ本文などの個人情報は含めません。
記録例: 「比較記事の表がスマホで画面外へはみ出した。表の領域内でスクロールできるように修正し、見出しとボタンも確認済み。アクセスへの影響はまだ不明」。作業が完了した事実と、収益への効果が確認できたことを分けて記録しましょう。
次回は記録の「要対応」を見直してから点検を始めます。すべてを一度に直すより、重要な問題を先に解消し、変更した部分が正しく動くかまで確認することを優先します。
点検後に広告の導入を考える場合は、ブログ収益化を始める前のASPの基本で、読者の目的と紹介するサービスの対応を整理します。広告を増やすこと自体を改善の成果にせず、掲載した記事・掲載日・確認した条件を記録し、次回の点検で見直しましょう。
記録を共有するときは、「今回の状態」「前回との比較」「未確認事項」「次の作業」の4つに分けます。比較する期間や数字の出典も残し、未確認の欄を0や「問題なし」に置き換えないようにします。
整理前後の例:「表が見切れた、画像を変更、問い合わせ2件」というメモなら、表示の問題・実施した変更・問い合わせの集計を別々に記載します。「画像を変更したので問い合わせが2件増えた」と因果関係を足さず、件数の集計期間と変更後の表示確認が未記録なら確認事項へ残します。
毎月の点検と小さな修正を自分で続けるのが難しい場合は、当サイトの月額の保守プラン(税込で月3,000円から)もご検討ください。WordPress本体・プラグインの更新とバックアップを毎月行い、月5,500円のプランでは軽微な修正も月2回まで承ります。1か月単位で、最低契約期間はありません。
毎月の見直しでは、Search Consoleで表示回数とクリック数が大きく変わったページと、GA4で問い合わせにつながったページを先に見ていました。全部の数字を追うより、変化が大きかったページから理由を考える方が、次にやることを決めやすくなります。
運営者の実務経験にもとづくメモです。すべての場合に当てはまるとは限りません。
公開日: 2026-05-10
最終更新日: 2026-10-13
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