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ブログのカテゴリ分けの決め方とコツ|具体例・作り方・タグとの違い

執筆・編集:遊馬 祥一郎公開:内容更新:

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ブログのカテゴリは「読者が何を解決したいか」で大きく分け、食材名や道具名など横断する目印はタグで補います。まず記事を一覧にし、目的が同じものをまとめてから名前を付けましょう。最適なカテゴリ数は一律には決まりません。

まずは書く予定の記事を並べ、共通する目的で分ける

カテゴリ名を先に細かく決めるより、公開済みの記事と今後書きたい記事の仮タイトルを一覧にします。似た目的の記事をまとめてから名前を付けると、記事が1つしか入らないカテゴリを増やしすぎずに済みます。

  1. 記事タイトルと「読者が解決したいこと」を1行ずつ書きます。
  2. 同じ目的の記事をまとめます。商品名が違っても、目的が同じなら一緒に考えます。
  3. 読者が見て意味を理解できる、短いカテゴリ名を付けます。
  4. どこにも入らない記事があれば、カテゴリを足す前にサイトの主題と合うか見直します。

最初は数個の大きな分類から始める、というのが当サイトの提案です。カテゴリを何個にすれば検索順位が上がる、という決まった正解はありません。

先に手を動かす場合は、記事タイトル・読者の目的・カテゴリ案を1行ずつ書き出し、下の例と比べてみてください。

親子カテゴリにするか、タグにするかの具体例

例の料理ブログで「料理」と「時短」と「鶏肉」を横並びにすると、一つの記事がすべてに当てはまり、分類の役割が重なります。先に、読者が献立の目的で探すのか、食材で探すのかを決めます。

  • 目的で探す設計:カテゴリは「平日の夕食」「お弁当」。食材の「鶏肉」は両方を横断するタグにします。
  • 食材で探す設計:親カテゴリ「肉料理」の下に「鶏肉」「豚肉」を置く方法があります。この場合、「時短」は別の切り口のタグとして扱えます。

二つを同時に採用する必要はありません。「肉料理 → 鶏肉」のように子が親の範囲に含まれ、一覧を分けると探しやすくなる場合に親子を検討します。記事が少なく親子でほぼ同じ一覧になるなら、まず一段の分類で試すのが当サイトの提案です。

WordPressではカテゴリに親子関係を設定できます。タグには同じ階層構造がありません。WordPress公式のカテゴリ画面の説明を確認したうえで、下の設定手順へ進んでください(2026年9月30日確認)。

カテゴリ分けの具体例:Webサイトの始め方を扱うブログ

Webサイトの始め方を目的別に分ける例
読者の目的カテゴリ例入れる記事の例
サイトを動かす場所を用意したいサーバー・ドメインサーバー比較、独自ドメインの決め方、SSL設定
ブログを書き始めたいWordPressインストール、初期設定、テーマ選び
見やすいページを作りたいデザイン・LP配色、スマホ表示、LPの構成
公開後の反応を確認したい計測・運用Search Console、アクセス確認、定期点検

これは設計例であり、すべてのブログに当てはめる必要はありません。たとえば料理ブログなら、調理方法と食材を同じ階層で無制限に混ぜるより、主な探し方を1つ決め、別の切り口はタグに分ける方法があります。

雑記ブログの6記事を、三つの目的に分ける記入例

以下は「一人暮らしの暮らし方」を扱う例のブログです。実在するサイトの改善実績ではありません。「料理」「食材」「時短」「便利グッズ」を同じ階層に並べると、一つの記事がどこに入るか迷いやすくなります。この例では、まず読者の目的を三つに分けます。

スマホでは表を横にスクロールできます。

商品名や食材名より、この記事を読む目的で分類する例
記事の仮タイトル読者の目的カテゴリ案必要なら使うタグ
平日5日分のお弁当を準備する毎日の食事の準備を減らす食事を整える作り置き
余った野菜を使い切る献立買った食材を無駄にしない食事を整える作り置き
狭いキッチンの収納配置調理道具を取り出しやすくする部屋を整えるキッチン
掃除道具を一箇所にまとめる片付けを始めやすくする部屋を整える収納
買い物リストの書き方買い忘れと二重購入を減らす買い物を見直す記録
保存容器を買う前の確認表用途と収納場所に合う道具を選ぶ買い物を見直すキッチン

迷いやすいのは「保存容器」の記事です。購入条件を比べる内容なら「買い物を見直す」、容器を使った献立が中心なら「食事を整える」と判断します。物の名前ではなく、本文が答える疑問で決めると、分類の理由を説明できます。タグ欄は任意で、検索や回遊に使わない目印まで増やす必要はありません。

三つの分類や6記事は作業を試すための例で、最適なカテゴリ数・記事数ではありません。違うテーマも扱う雑記ブログでは、まず全体の主題を書き、主題から離れる記事を「その他」へ押し込む前に、読者に紹介する理由を確認しましょう。

カテゴリとタグはどう使い分ける?

カテゴリは大きな分類、タグは記事をまたぐ細かい目印として使うと管理しやすくなります。WordPressではカテゴリに親子関係を設定できますが、タグには親子関係がありません。仕様はWordPress公式の分類の説明でも確認できます。

たとえばカテゴリを「サーバー」にし、タグで「SSL」「バックアップ」を付ければ、カテゴリを細分化しすぎずに扱う内容を表せます。ただし、タグを大量に作ること自体を目的にしないようにします。

  • 「WordPress」と「ワードプレス」のように、表記だけ違う分類は統一する。
  • 主なカテゴリは読者の目的で決め、運営者だけに分かる略語を避ける。
  • 複数カテゴリに入れる場合は、それぞれの一覧で読む意味があるかを確認する。

カテゴリを分ける・まとめる判断表

分類が増えたからといって、すぐに整理し直す必要はありません。次の表は記事数のノルマではなく、「読者がどこを開けばよいか分かるか」を基準にした当サイトの設計案です。

迷いやすい状況と、先に試す整理方法
迷う場面先に試すこと判断の例
1記事だけのカテゴリが多い読者の目的が同じ分類へまとめられるか確認する「SSL設定」「ドメイン取得」を「サーバー・ドメイン」にまとめる。ただし独立した目的がある分類は、記事が少なくても無理に統合しない
どの記事も2つのカテゴリに当てはまる分類名と役割を1文ずつ書き、違いを説明できるか確認する「ブログ運営」と「サイト運営」の中身がほぼ同じなら統合候補。単に検索語を増やすためだけに分けない
カテゴリ一覧が長く、記事を探しにくい記事のまとまりを見て、子カテゴリか関連記事の案内を検討するWordPress内で「初期設定」と「日々の運用」を別々に探す必要があれば分割を検討。数が増えただけでは分けない
ブランドや商品名ごとに分類したいまず用途をカテゴリにし、横断する切り口をタグにできるか考える「バックアップ」を記事の目的とし、機器名は必要に応じた目印にする。1製品の紹介ごとに新カテゴリを作らない

複数カテゴリに入れるか迷ったら

たとえば「WordPressのバックアップ」は、初期設定と運用の両方に関係します。まず主に読んでほしい人を決め、「運用」を主な分類にする方法があります。初期設定の記事から関連記事として案内すれば、同じ記事を複数の分類に入れなくても読者を誘導できます。複数カテゴリに入れる場合も、両方の一覧でその記事が必要かを確認しましょう。

WordPressでカテゴリを設定し、表示を確かめる

分類を決めたら、まず少数の記事で試します。以下はWordPress標準の投稿カテゴリを使う場合の手順です。画面の名称や配置は利用環境によって異なる場合があります。

  1. 投稿のカテゴリ画面を開く: 管理画面の「投稿」から「カテゴリー」を開き、既存の名前と重複していないか確認します。
  2. 名前とスラッグを決める: 表示名とURL用の文字列を区別して入力します。子カテゴリが必要な場合だけ親を指定し、新規カテゴリを追加します。
  3. 記事に割り当てる: 対象の投稿編集画面でカテゴリを選択し、更新します。タグを使う場合も、同じ意味の表記を増やさないようにします。
  4. 公開側で確認する: カテゴリ一覧に意図した記事が入り、記事から一覧へ戻れるかを確かめます。メニューに表示したい場合は、テーマ側の表示設定も別途確認します。

操作の出典: WordPress公式のカテゴリ管理画面、投稿設定サイドバー。カテゴリを作成する操作と、サイトのメニューへ表示する操作を分けて確認すると、設定したのに見つからない状況を整理しやすくなります。

既存カテゴリのスラッグ変更は、練習として本番で試さず、先に下の変更手順を確認してください。

当サイトで実際に直したこと

カテゴリの名前だけでなく、絞り込みの動作も確認する

このサイトは独自PHPで記事を管理し、トップにカテゴリボタンとキーワード検索を設置しています。制作中には、表示件数とカードの状態が一致せず、「条件に合う記事がありません」という文も同時に見えてしまう状態がありました。

そのため、分類を付けるだけでなく、検索したとき、カテゴリを切り替えたとき、該当なしから戻したときの表示を確認しました。正しく分けることと、迷わず探せる画面にすることは別の確認項目です。

トップの記事一覧で、カテゴリと検索を組み合わせた例を確認できます。これはWordPress管理画面の操作例ではありません。

すでに公開したカテゴリを変更するときの手順

  1. 現在のカテゴリ名、記事URL、カテゴリ一覧URLを一覧にしておきます。
  2. 新しい分類と記事の移動先を表にし、同じ内容のカテゴリを統合します。
  3. 変更前にバックアップを取り、可能ならテスト環境で確認します。
  4. 記事URLにカテゴリ名を含む設定か確認します。URLが変わるなら、新旧URLの対応表とリダイレクトを用意します。
  5. メニュー、関連記事、パンくず、サイトマップのリンク先を確認します。

カテゴリの表示名を変えることと、URLに使うスラッグを変えることは、分けて考えます。URLが変わらない設定なのに、すべての記事を移転扱いにする必要はありません。URLを変更する場合は、Googleの正規URL・リダイレクトの説明も確認してください。

変更前に、カテゴリ一覧と記事本文のURLを別々に控える

WordPressの「設定 → パーマリンク」で、投稿URLに %category% が含まれているかを確認します。標準の設定で投稿URLがカテゴリを含まなくても、カテゴリ一覧のスラッグを変えれば一覧URLは変わります。プラグイン等の影響もあるため、設定名だけで決めず、変更前後の実URLを照合してください。

例えば、表示名を「料理」から「食事を整える」に変えても、スラッグ food を維持すれば一覧の /category/food/ を維持する方法があります。一方、スラッグを meals に変える場合は、旧一覧と新一覧の対応表を作っておきます。これはパスの説明例であり、当サイトのURLではありません。

必要な変更に限り、新旧URLの対応と転送先の内容を確認してから転送を設定します。すべてをトップへ一括転送する方法は避け、旧URLから相応しい新URLへ到達するかと、メニュー・内部リンクが新URLを指すかを確認します。参照:WordPressのパーマリンク仕様、GoogleのURL変更を伴う移転手順(2026年9月21日確認)。

整理表に書き出してから、少数の記事で試す

  1. まず公開済みの代表記事を3〜6本選び、タイトルと読者の目的を記入します。
  2. カテゴリ案を仮に割り当て、同じ目的の分類が重なっていないか確認します。
  3. 分ける・まとめる・そのままにする理由を一文で書きます。分類に迷う記事は本文の主題も見直します。
  4. カテゴリ一覧URLと記事URLへの影響を確認し、バックアップ後に少数の記事で表示を試します。

完成の目安は、記事数を均等にすることではありません。カテゴリ名を見て読者が内容を予想でき、該当する記事へ進み、別の分類へ戻れる状態です。検索の登録状態を調べるときはSearch Consoleの状態別確認表を使い、カテゴリを整理しただけで登録や順位が改善したと判断しないようにします。

整理した後のチェックリスト

  • 各カテゴリの目的を1文で説明できる。
  • 似た名前のカテゴリが並んでいない。
  • スマホでもカテゴリ名が読め、選択状態が分かる。
  • 該当記事がない場合に「すべて」へ戻れる。
  • 記事から次に読みたい関連記事へ進める。

見直しは記事数の多さだけで決めず、「記事を探しにくくなった」「同じ分類が増えた」と感じたときに行います。テーマ側の一覧表示も見直したい場合は、WordPressテーマの比較ポイントを参考にしてください。

ブログのカテゴリ分けで迷わないための5つのコツ

カテゴリの決め方に正解は一つではありませんが、次の5つを守ると、あとから作り直す手間を減らせます。

  1. 1つの記事は、原則1つのカテゴリに入れる:複数のカテゴリに同じ記事を入れると、一覧ページの中身が重なり、読者がどこを見ればよいか分かりにくくなります。補足の分類はタグに任せます。
  2. カテゴリ名は、読者が使う言葉にする:運営者の社内用語や略語ではなく、読者が検索や会話で使う言葉にします。「WP」より「WordPress」、「SEO対策」より「検索で見つけてもらう」のように、初めての人にも伝わる名前を選びます。
  3. 記事が数本たまるまで、新しいカテゴリを作らない:記事が1本しかないカテゴリは、一覧を開いても読むものがほとんどありません。新しい分類が必要になっても、記事がある程度そろうまでは既存のカテゴリに入れておきます。
  4. 「その他」「未分類」に記事を残さない:WordPressでは、カテゴリを選ばずに公開すると初期設定のカテゴリに入ります。公開前にカテゴリを選んだかを確認し、「その他」が増えてきたら、分類を見直す合図と考えます。
  5. 迷ったら、先にタグで試す:新しい分類が本当に必要か分からないときは、まずタグを付けて様子を見ます。タグの付いた記事が増えて、読者がまとめて読みたい内容になったら、カテゴリに格上げします。

カテゴリーの作り方そのもの(WordPressの管理画面での追加・親子関係の設定)は、上の「WordPressでカテゴリを設定し、表示を確かめる」の手順を参考にしてください。

運営者の実務メモ

最初は大きく分け、記事が増えてから細かくする

カテゴリは最初に細かく作りすぎると、記事が1〜2本しかないカテゴリが増えて、読者もサイトの運営者も迷います。まずは大きく3〜5個に分け、記事が増えてから分けるようにしています。あとからカテゴリ名やURLを変えると、内部リンクの修正や転送の設定が必要になるので、最初の名前は慎重に決めます。

運営者の実務経験にもとづくメモです。すべてのサイトに当てはまるとは限りません。

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公開日: 2026-05-06

最終更新日: 2026-10-19

追記履歴

  • 2026-10-19 カテゴリ分けで迷わないための5つのコツを追加し、タイトルを見直し
  • 2026-10-15 運営者の実務経験にもとづくメモを追加
  • 2026-09-30 冒頭の回答、親子カテゴリとタグの選び分け例、無料メモへの入口を追加
  • 2026-09-21 雑記ブログ6記事の分類例、無料整理メモ、カテゴリ一覧と記事URLを分ける確認手順を追加
  • 2026-09-10 分ける・まとめる判断表と、WordPressの設定確認手順を追加
  • 2026-09-09 具体例・確認表・当サイトでの経験と関連手順を追加
  • 2026-05-06 初版公開