WordPress

WordPressブログの始め方|準備から公開確認までの手順

執筆・編集:遊馬 祥一郎公開:内容更新:

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この記事は、レンタルサーバーにWordPressを設置して、新しいブログを公開する人向けです。サーバーを申し込んで終わりではなく、管理画面に入れる・記事を書ける・読者が読めるところまで、順番に確認します。既存サイトの移転やWordPress.comの契約手順は対象を分けて考えてください。

1. 契約の前に、目的と手元にあるものを整理する

まず「誰の、どんな疑問に答えるブログか」を一文にします。例えば「初めてベランダ菜園を始める人へ、道具選びと日々の手入れを説明する」は、当サイトが用意した企画例です。次に書く記事を決められる程度まで絞り、サイト名と最初の記事のテーマを仮に決めます。

次の表を手元のメモに写して、未確認の欄から埋めてください。すでに使えるサーバーやドメインがある場合は、対応状況を確認してから追加契約を判断します。

申込み前に決めること
項目メモする内容次に進める状態
目的と記事読者の悩み、サイト名、最初の記事の題材1本目で答える質問が決まっている
契約と予算既存契約、初回の支払総額、更新時の総額必要な契約と継続費用を説明できる
ドメイン候補名、取得済みか、登録名義、更新の担当長く管理する人と連絡先が決まっている
管理用メール本人が継続して受信できるアドレス契約確認やパスワード再設定の案内を受け取れる
復旧と更新バックアップの保存先、復元方法、更新担当問題が起きたときの確認先が分かる

金額の見積もりはWordPressを始める費用の整理、名称は独自ドメインの取得前チェックで詳しく確認できます。安い月額表示だけで決めず、契約期間と更新後の支払いもそろえて比べます。

2. サーバーを選び、設置する場所を確認する

契約前に、WordPressの動作条件、HTTPS、バックアップと復元の方法を確認します。必要な環境の考え方はWordPress公式のインストール前の案内が参考になります。簡単インストールがある場合は、そのサーバーの手順を使用してください。

操作画面では、対象のドメインと設置先を先に確認します。ドメイン直下とサブフォルダーでは公開URLが異なります。例として、ドメイン直下なら https://example.com/、blogフォルダーなら https://example.com/blog/ です。既存サイトがある場所への新規インストールは、上書きの影響を確認するまで進めません。

候補の比較はWordPress向けサーバー比較、Xserverの操作の流れはWordPressの公開手順に分けています。この記事では、特定の会社を契約済みとは仮定しません。

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サーバー候補の公式条件を確認する

以下はConoHa WINGの広告リンクです。初回と更新時の総額、契約期間、バックアップの復元条件を公式ページで確認し、比較表の条件と照合してください。既存サーバーで必要な条件を満たせる場合は、新規契約が必要かを先に判断します。

ConoHa WING

3. インストール後は、管理画面と公開URLを分けて確認する

サーバーのインストール画面で求められるサイト名、管理者情報、メールアドレスを入力し、完了画面の管理用URLを保管します。サーバーの管理アカウントとWordPressの管理者アカウントは別の場合があります。パスワードを使い回さず、後からどこへログインする情報なのか分かるように管理します。

  1. 発行された管理用URLからWordPressにログインする。
  2. サイト名や管理用メールアドレスに入力間違いがないか確認する。
  3. 別のタブで公開URLを開き、意図したサイトが表示されるか確認する。
  4. HTTPSで開けるか、画像やリンクに警告・欠落がないか確認する。

「インストール完了」と「ドメインで正常に表示できる」は別の確認です。開けないときは、対象ドメイン、設置先、DNSの設定状況、サーバーが案内する反映状況を確認します。繰り返しインストールすると原因が分かりにくくなるため、まず完了画面とエラーを控えます。HTTPSの手順はSSL設定の確認記事を参照してください。

4. 初期設定は、あとで変える影響が大きいものから決める

記事を書き始める前に、タイトル、時刻の設定、記事URLの形式、ホームの表示方法を確認します。画面の名称や配置は、WordPressのバージョン・テーマ・権限で異なる場合があります。

  • 一般設定:サイトタイトル、管理用メール、言語やタイムゾーンを確認する。URL欄は、設定の意味が分からないまま変更しない。
  • パーマリンク:新規サイトでは、投稿名など今後使うURLの形式を決めて保存する。公開済み記事がある場合は、既存リンクへの影響を先に確認する。
  • 表示設定:トップを最新記事の一覧にするか、固定ページにするかを決める。
  • テーマと機能:まず記事を読める状態を作り、必要な機能ごとに追加する。用途の重なるプラグインをまとめて入れない。

URLの形式については公式のパーマリンク設定、ホームと検索エンジン向け設定は公式の表示設定で確認できます。「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」はサイトの非公開化やアクセス制限ではありません。制作中の情報を隠す必要がある場合は、別途アクセス制限の方法を決めます。

プロフィールや運営者情報、連絡先、利用する広告・解析・フォームに合ったプライバシーの説明も用意します。権限と試作データの整理は、この記事の「公開前に整える権限と試作データ」にまとめています。

公開前に整える権限と試作データ

管理者アカウントを複数人で使い回すと、誰が何を変えたのか追えなくなります。担当者ごとにアカウントを作り、必要な範囲の権限だけを渡してください。分担の決め方は権限を渡すときの確認にまとめています。タイムゾーンは投稿時刻や予約公開に影響するため、運用する地域に合わせてから記事を予約します。

  • サンプル投稿、仮の料金、未確定の文章、ダミー画像を公開ページから取り除く。
  • メニューやフッターから、プロフィールと連絡先へ進めるか確かめる。
  • 使わないプラグインやテーマは、依存関係を確認してから整理する。子テーマを使っている場合は親テーマを削除しない。
  • コメントを受け付ける範囲と、承認や返信をする担当を決める。

削除してよいか判断できないプラグインは、先にプラグインの停止・削除の判断を確認してください。公開後に運用を引き継ぐ場合は、対象URL、公開日、確認した端末とブラウザ、フォームの試験結果、未確認の項目をまとめて渡し、パスワードは別の安全な方法で共有します。

5. 最初の記事を下書きし、読者として読み直す

WordPressの「投稿」から新しい記事を作り、まずは下書きとして保存します。操作の概要は公式のブロックエディター入門でも確認できます。

1本目は、準備表で決めた質問に答える構成にします。先ほどの例の菜園ブログなら、「最初の鉢を選ぶときに確認したい置き場所と大きさ」を題材にし、結論、選ぶ条件、自分で確認したこと、うまくいかない場合の順に書く方法があります。使っていない道具の感想や実施していない作業結果を、体験談として書かないようにします。

  1. タイトルと導入で、どの疑問に答える記事かを示す。
  2. 見出しごとに手順・判断材料・具体例を書く。
  3. 画像や引用の権利を確認し、参考にした資料へリンクする。
  4. カテゴリ、記事URL、表示名を確認する。
  5. プレビューでスマホ幅とPC幅を見て、リンク先と文章を読み直す。

「何文字あれば公開できる」という基準で埋めるのではなく、読者が次の行動を判断できるかで確認します。公開してよい内容がそろったら公開操作を行い、ログインしていない状態でも記事を開けるか確かめてください。

6. 公開したら、入口から問い合わせまでを点検する

次は当サイト編集部が整理した公開確認表です。実際のURLと確認日、まだ終わっていない項目を書き出しておきます。フォームを設置しない場合は「対象外」として構いません。表は横にスクロールできます。

公開時に残しておく確認結果
対象操作確認する結果
トップと記事ログアウト状態でURLを開き、一覧から記事へ移動下書きやサンプルではなく、意図した本文を読める
スマホ表示実機でメニュー・画像・表・リンクを確認重要な文章や操作が隠れない
検索向け設定表示設定と、利用中のSEO機能の設定を確認公開するページの検索登録を意図せず拒否していない
問い合わせ合意した宛先へ試験し、担当者が受信確認完了画面と通知メールを別々に確認できる
復旧ファイルとデータの保存状況、復元手順を確認誰がどの時点へ戻すか分かる

公開後すぐ検索結果に出ることや、広告収益が生まれることは保証されません。記事を増やす前に、表示と操作に問題がないか、計測に自分の点検が混ざっていないかも確認します。フォームの試験方法は送信・受信のテスト表、復旧の準備はバックアップの保存先と復元確認へ進めます。

途中で止まった場合に残すメモ

「完了した工程」「開こうとしたURL」「表示されたエラー」「直前の変更」を残すと相談しやすくなります。ログインできるか、公開側も開けないのかを分け、パスワードは問い合わせ本文に書かないでください。

当サイトのWordPress初期設定は14,800円〜(税込)が基本作業の目安です。対象・作業範囲により総額が変わります。料金と対応範囲を確認し、必要な部分だけご相談ください。

WordPressの準備・初期設定を相談する

相談の送信だけで契約は確定しません。着手前に作業範囲と見積もりを確認します。

運営者の実務メモ

設定を変えたら、反映を待ってから確認する

初めての人がつまずきやすいのは、ドメインとサーバーの設定が反映されるまでの待ち時間と、SSL(https)の設定です。反映前に何度も設定を変えてしまい、どこが原因か分からなくなるケースを見てきました。設定を変えたら、時間を置いてから確認するのが大切です。

運営者の実務経験にもとづくメモです。すべてのサイトに当てはまるとは限りません。

技術資料の確認日:2026-09-19。準備表・確認表と企画例は、当サイト編集部が作成したものです。

公開日: 2026-04-20

最終更新日: 2026-10-14

追記履歴

  • 2026-10-14 運営者の実務経験にもとづくメモを追加
  • 2026-10-13 初期設定チェックリストを統合し、管理者権限・試作データの整理・コメント方針の確認を追加。
  • 2026-09-19 準備表・公開確認表・具体的な手順と公式資料を追加。公開日の表示を既存記事データに統一。
  • 2026-04-20 初版公開
  • 2026-09-08 関連記事への導線を更新
  • 2026-09-09 契約前の確認手順とフォームの受信確認への導線を追加