Comparison

WordPress向けレンタルサーバー比較

執筆・編集:遊馬 祥一郎公開:内容更新:

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料金だけでは決めにくいレンタルサーバー。WordPressを始める目的に合わせて、契約前に見ておきたいポイントを整理します。

先に比較のポイント

「始め方・支払総額・戻し方」で候補を絞る

3社ともWordPress向けの機能があります。順位だけで決めず、導入手順を理解できるか、更新後も払えるか、トラブル時に復元できるかを同じ条件で比べましょう。

広告について: 本文にはアフィリエイト広告を含み、リンク経由の申込み等で当サイトが報酬を受け取る場合があります。3社を同条件で実測した速度ランキングではありません。

候補ごとの確認点と、公式ページへの入口

導入の手順と契約条件を見て、比較する候補を選べます。3社を同条件で測定した性能順位ではありません。新規契約が必要か迷う場合は契約済みサーバーの確認へ進んでください。

PR: 以下の公式リンクはアフィリエイト広告です。申込み等により当サイトが報酬を受け取る場合があります。

新しくWordPressを始める

ConoHa WING

契約とWordPressの初期設定をまとめる、かんたんセットアップの流れを確認したい方の比較候補です。

先に見る条件: 通常料金とWINGパックの違い。WINGパックは最低3か月の利用期間があり、契約月数・更新料金を照合します。

記事内で注意点を読む

仕様と特典の条件を比べる

シンレンタルサーバー

プランの機能とドメイン・テーマ特典を並べ、必要な構成を自分で確認したい方の比較候補です。

先に見る条件: 割引・キャッシュバックなどキャンペーンの適用条件と、申込時の支払額を分けること。テーマ特典は対象プランも確認します。

記事内で注意点を読む

当サイトの公開手順も参考にする

エックスサーバー

当サイトのPHPサイト公開・更新で使っています。公開作業の記録を読んでから検討したい方の比較候補です。

先に見る条件: WordPressクイックスタートは10日間無料お試しの対象外。申込み時に支払いが発生します。

エックスサーバー

記事内で注意点を読む

上の導入・契約上の注意は2026年9月12日にConoHaの申込み手順、シンの機能・特典一覧、XServerの申込み手順で確認。申込み前は最新条件を照合してください。

3社の機能を表で比較する / 支払総額を比べる

WordPress公開に向けてサーバー候補とチェック項目を見比べるイメージ
比較では、性能表より先に「公開から運用までの手順」を想像すると選びやすくなります。
このサイトの運用メモ

実際に公開して分かった、スペック表にない確認点

このサイトはXServer上で動く独自のPHP・HTMLサイトです。手動アップロードから始め、現在はSSH接続で公開前の検査・変更ファイルの転送・バックアップを行っています。ここで紹介するのはその公開・運用経験であり、WordPressのインストール実測や、3社同条件の速度比較ではありません。

実際に起きたことと、次から確認すること
つまずいた点確認・対応したこと契約前の比較に使う視点
記事URLで404になった.htmlと.phpのリンク先、実ファイル、PHPの公開日判定を確認しました。エラー時にファイルと設定を自分で確認できる管理方法か。
アップロードだけでは動作確認が終わらないトップと記事の表示に加え、問い合わせのメール受信とGA4のリアルタイム表示を確認しました。SSL・メール・公開URLまで含めて確認できるか。
SSHの構文チェックでエラーになった標準のPHPコマンドではなく、PHP 8.2の実行ファイルを指定して構文を確認しました。SSH上とWeb上で使うPHPのバージョンを別々に確認できるか。

SSHのエラーだけで「Webサイトも古いPHPで動いている」とは判断できません。実行環境を切り分ける必要がありました。運用上は、最高スペックかどうかよりも問題の場所を特定して、安全に反映し直せることが大切だと感じています。

作業の流れはSSHで公開する手順、実装内容はこのサイトの構築例にまとめています。ConoHa WINGとシンレンタルサーバーは、この記事での実機検証は行っていません。

1. 比較の前に決めたいこと

レンタルサーバーは、知名度や月額だけで選ぶよりも、「何を公開したいか」から逆算すると選びやすくなります。ブログを1つ始めたいのか、ホームページやLPも運用するのか、今後複数のサイトを持ちたいのかで、重視すべき点は変わります。

  • WordPressを迷わず始められる導入手順か
  • 独自ドメイン、無料SSL、バックアップを管理しやすいか
  • 料金だけでなく、契約更新時の条件も納得できるか
  • 困ったときに公式情報やサポートを探しやすいか

表示速度は大切ですが、最初の段階では「公開したあとも自分で管理できるか」を優先すると失敗しにくくなります。

2. 契約後まで見据えた確認の順番

サーバーを比較するときは、申込み画面だけで決めず、公開直後に必ず行う作業まで一度たどってみます。実務では、次の順番で確認すると契約後の迷いを減らせます。

  1. 契約条件を確認する: 契約期間、更新時の費用、ドメイン特典の対象をメモします。
  2. 独自ドメインをつなぐ: ドメインの管理先とネームサーバー設定を確認します。
  3. WordPressを導入する: 簡単インストールの手順、管理画面へのログイン方法を見ます。
  4. SSLとバックアップを確認する: HTTPS化、復元手順、保存期間を公開前に確認します。
  5. 公開テストをする: スマホ表示、問い合わせ送信、主要ページの表示を実際に確認します。

この流れを無理なく進められるかが、初めての人にとってはスペック表以上に大切です。

3. 3社を同じ確認項目で比べる

2026年9月10日に公式情報を確認しました。個人向けの共用サーバーを検討するための表です。法人向けの別サービスやVPSとは分けて比較してください(VPS同士の比べ方はVPSを契約する前の比較チェックリストにまとめています)。スマホでは表を横にスクロールできます。

申込み前に確認する機能と契約上の注意
確認項目 ConoHa WING シンレンタルサーバー エックスサーバー
導入方法 WordPressかんたんセットアップで、契約から初期設定をまとめる流れを確認。 WordPress簡単インストールを用意。ドメイン・SSL設定も含む作業順を確認。 WordPressクイックスタート、または契約後の簡単インストールを確認。
契約時の注意 通常料金とWINGパックは別。WINGパックは最低3か月の利用期間あり。 キャンペーン(割引・キャッシュバック等)の適用条件と、申込時の支払額を分ける。実施内容は時期で変わるため申込画面で確認。 クイックスタートは10日間無料お試しの対象外で、申込み時に支払いが発生。
復元に備える Web・メール・DBの自動バックアップあり。管理画面で復元の対象と日付を確認。 自動バックアップあり。データ取得と復元の手順を区別して確認。 Web・メール・DBの自動バックアップあり。取得・復元の対象を確認。
当サイトの検証範囲 公式情報の確認のみ。実機検証なし。 公式情報の確認のみ。実機検証なし。 独自PHPサイトの公開・更新で利用。WordPressの実測比較ではない。
詳しい確認点 ConoHaの注意点へ シンの注意点へ XServerの注意点へ

出典: ConoHa WINGの機能一覧・導入手順、シンレンタルサーバーの機能一覧・バックアップ、エックスサーバーの機能一覧・申込みの流れ。

料金は同じ契約月数で比べます。 初回の支払総額、更新後の総額、特典を受ける条件をメモしてください。キャンペーンの最安月額だけで優劣を決めず、費用計算ツールに自分の契約条件を入れると整理できます。

4. すでにサーバーがあるなら、契約を増やす前に確認する

WordPressを始めるのに、必ずしも別のサーバーを契約する必要はありません。現在の契約でWordPress・独自ドメイン・SSLを利用できるか、容量や管理方法に不足があるかを先に確認します。

移転を選ぶ場合は、サイトのコピーだけでなくDNSとメール、切替中の更新データ、旧サーバーを残す期間まで計画します。DNS管理先とWeb移転先の分け方を確認してから、移転費用も含めて候補を比較してください。

5. ConoHa WINGを確認しやすいケース

WordPressの立ち上げから始めたい人は、申込み後の導入手順や、独自ドメインを含む契約条件をまとめて確認できるサービスを候補に入れると進めやすくなります。

ConoHa WINGは、WordPressの開始手順や長期利用プランの内容まで一緒に確認したいときの比較候補です。プラン、キャンペーン、無料特典の対象条件は変わるため、契約前は必ず公式ページの最新情報を確認してください。

短期間だけ使う予定なら: 通常料金とWINGパックを混同しないでください。最低利用期間や更新条件を見てから選びます。セットアップを使う場合も、不要な有料オプションを選んでいないか申込内容を確認しましょう。

6. シンレンタルサーバーを確認しやすいケース

サイトの表示速度や高速化機能も含めて比較したい人は、ストレージ構成、バックアップ、独自ドメイン、サポートの条件を一度に確認できるサービスを候補に入れると判断しやすくなります。

シンレンタルサーバーは、WordPressサイトを公開するための基本機能に加えて、高速化機能やドメイン特典の条件を細かく確認したいときの比較候補です。自分のサイト規模に合うプランか、公式ページで確認しましょう。

特典だけで上位プランを選ぶ前に: テーマなどの特典には対象プランがあります。特典のために増える契約費用と、必要なものだけ別途用意する費用を比較してください。公表スペックだけで、自分のサイトが必ず速くなるとは判断できません。

7. エックスサーバーを確認しやすいケース

複数のサイト運用や独自ドメインの特典、サポート体制までまとめて比較したい人は、契約期間ごとの料金と利用できる機能を公式情報で確認すると判断しやすくなります。

エックスサーバーは、WordPressの公開だけでなく、今後サイトを増やす可能性も考えて選びたいときの比較候補です。特典の対象条件、契約期間、プランごとの違いは変わることがあるため、申込み前に公式ページの最新情報を確認してください。

契約前に管理画面を試したいなら: WordPressクイックスタートと無料お試しは別の申込み方です。クイックスタートを選ぶと申込み時に支払いが発生し、10日間無料お試しは付きません。当サイトで使っているからという理由だけで決めず、自分に必要な導入方法を選んでください。

8. 契約する前の最終チェック

  • 初回価格ではなく、更新後も無理なく続けられる費用か
  • 独自ドメイン無料などの特典に、契約期間や対象ドメインの条件がないか
  • バックアップと復元方法を、自分で確認できるか
  • WordPressのログイン情報とサーバーのログイン情報を安全に管理できるか

迷った場合は、最初から最上位プランを選ぶ必要はありません。まずは目的に合うプランを選び、アクセスやサイト数が増えた段階で見直す方が現実的です。

復元条件と申込み画面を最後に照合する

自動バックアップがあっても、必要な時点へ必要なデータだけを戻せないことがあります。「何時間分の更新まで失ってよいか」と「何時間以内に再開したいか」を分けて考え、保存期間・復元できる単位・注意事項を公式マニュアルで確かめます。2026年9月23日に確認した2社の案内は次のとおりです。

スマホでは表を横にスクロールできます。

Webとメール領域の復元に関する確認(2026年9月23日確認)
項目エックスサーバーシンレンタルサーバー
保存期間の案内14日。一部旧サーバーは7日という注記過去14日分まで
対象を指定する復元ドメイン・ディレクトリごとの指定案内ありドメイン・ディレクトリごとの指定案内あり
復元時の注意上書き、バックアップ後に作成したファイルの削除、空き容量同様に上書き・削除・空き容量への注意あり
別に確認する項目データベース、料金、保持対象、処理時間データベース、料金、保持対象、処理時間

出典:エックスサーバーのデータ復元、シンレンタルサーバーのデータ復元。WordPressは画像などのファイルと記事を管理するデータベースの時点がずれると整合しない可能性があるため、両方の復元条件を確認してください。

申込みの直前には、最終確認画面を比較時のメモと照らし合わせます。合計額が自分の計算と合わないときは、税、契約月数、オプション、ドメイン費用の順に原因を探します。選択済みの追加サービスは目的と金額を確かめ、無料期間がある項目は終了日、その後の請求額、停止の期限を控えます。ドメイン特典は、新規取得・更新・移管のどれが対象かも確認します。更新価格や停止期限が分からない場合は契約を保留し、提供元の案内を確認してください。

候補が決まったら、更新後の総額も比べる

月額表示だけで決めず、ドメインやテーマを含む年間費用を整理しましょう。無料特典の終了後も無理なく続けられるか確認できます。

例えば、初回12か月5,280円・次の12か月13,200円なら、24か月のサーバー代は18,480円、月あたり770円です。初回だけの月440円と分けて考えます。これは計算方法を示す仮の金額で、3社の実際の価格ではありません。ドメイン・初期費用・必須オプションは別途足します。

候補2社の見積もりで埋める項目
項目そろえる条件混同しやすい点
初回支払い同じ契約月数・税込総額実質月額ではなく、今支払う金額
更新支払い次回の月数・サーバー代・ドメイン代初回割引や1年無料を継続扱いしない
条件付き特典受取時期・申請期限・対象プラン受け取る前に先払い額から引かない
移転・追加作業必要な範囲と一時的な重複契約月額料金だけでは比べきれない

会員登録・メールアドレス入力は不要です。手元に保存し、候補名と条件を記入できます。未確認の費用は0円とせず「未確認」のまま残してください。

契約期間が違う2候補の支払いを計算する / 初年度・翌年の費用を計算する / 候補別の公式リンクへ戻る

契約期間が違う2候補の支払いを計算する

公式の見積もりで確認した税込の請求総額を入力すると、同じ利用予定期間中に必要になる支払いを比べられます。初回の月数と更新後の月数が違っていても計算できます。

初回総額には初期費用など、その請求に含まれる必須料金も足してください。更新総額は毎回同じ金額で更新する想定です。別の時期に請求されるドメイン・オプション料金、返金、未受領のキャッシュバックは計算に含めません。未確認の金額を0円として入力しないでください。

契約開始時と各期間の終了時に先払いし、利用予定期間の終了と同時の更新はしない想定です。実際の請求日は契約条件によって異なります。結果は月割りの利用料ではなく支払総額で、長期契約では利用予定期間より先の分も含まれます。入力値はこの計算機から保存・送信しません。

サーバーは「一番良さそうなもの」ではなく、「公開後に迷わず運用できるもの」を選ぶと、記事作成や改善に時間を使いやすくなります。

用途が決まったら、必要な条件を詳しく比べる

基本の比較で候補を絞ったら、当てはまる用途だけ確認してください。各記事で、用途ごとに確認する条件を整理しています。

リンク先の記事にはアフィリエイト広告を含みます。

運営者の実務メモ

料金より、バックアップと復元のしやすさを見る

サーバーを選ぶときは、料金の安さよりも、バックアップと復元のしやすさ、管理画面の分かりやすさを重視しています。トラブルが起きたときに、自分や引き継いだ人が迷わず戻せるかどうかで、運用の負担が大きく変わるからです。

運営者の実務経験にもとづくメモです。すべてのサイトに当てはまるとは限りません。

公開日: 2026-09-08

最終更新日: 2026-10-14

追記履歴

  • 2026-10-14 運営者の実務経験にもとづくメモを追加
  • 2026-10-13 サーバー選び・契約直前チェック・バックアップ比較の3記事を統合し、復元条件の公式情報と申込み画面での照合手順を追加。
  • 2026-10-13 シンレンタルサーバーの注意点を、時期で変わるキャンペーンに依存しない表現へ修正(2026年10月13日時点の公式トップでキャッシュバック表記を確認できず)。
  • 2026-09-25 契約月数が違う2候補の初回支払い・更新回数・支払総額を比べる計算機を追加
  • 2026-09-23 用途別の確認記事と無料の判断メモへの案内を追加
  • 2026-09-12 候補別の注意点と公式リンクを冒頭へ整理。既存契約の確認と、支払総額を比べる無料メモを追加
  • 2026-09-10 契約前チェックに確認済み表示とメモのコピー機能を追加
  • 2026-09-10 公式情報を確認し、3社比較表・契約時の注意点・記事内の移動リンクを追加
  • 2026-09-09 当サイトの実作業と確認範囲を追記
  • 2026-09-08 初版公開
  • 2026-09-08 エックスサーバーの比較候補を追記
  • 2026-09-08 契約後の確認手順と公開サポートへの案内を追加
  • 2026-09-09 目的別の比較ルートを追加