ホームページ公開後の年間運用カレンダー|毎月・3か月ごと・年1回にやること
小さな事業のホームページを、公開したあとにどう手入れするかをまとめた年間カレンダーです。毎月・3か月ごと・年1回・季節ごとにやることを分け、1年分の予定表と、作業の記録の残し方を紹介します。
小さな事業のホームページを、公開したあとにどう手入れするかをまとめた年間カレンダーです。毎月・3か月ごと・年1回・季節ごとにやることを分け、1年分の予定表と、作業の記録の残し方を紹介します。
ホームページは公開して終わりではなく、情報の更新、ソフトの更新、契約の更新、表示や問い合わせの確認が続きます。ただ、小さな事業では担当者が本業と兼ねていることが多く、「気づいたときにやる」では抜けが出ます。
おすすめは、やることを頻度で分けて、カレンダーに先に入れておく方法です。毎月は短時間の確認、3か月ごとは少し時間をかける点検、年1回は契約や方針の見直し、季節ごとはお知らせの更新、というように分けると、1回あたりの作業が軽くなります。この記事では、それぞれで何をするかと、1年分の予定表の例をまとめます。
毎月の作業は、「壊れていないか」と「情報が古くなっていないか」を確かめるのが目的です。月初や月末など、日にちを決めておくと続けやすくなります。
運用の作業は、「気づいたらやる」だと抜けが出ます。ドメインやサーバーの更新日、SSLの確認、プラグインの更新などは、最初にカレンダーへ予定として入れてしまうようにしていました。
運営者の実務経験にもとづくメモです。すべての場合に当てはまるとは限りません。
3か月ごとの作業は、毎月の確認では気づきにくい、少しずつ進む問題を見つけるための点検です。
年1回の作業は、契約と方針の見直しです。決算の前後など、毎年同じ時期にまとめて行うと忘れにくくなります。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの長い休みは、お知らせを出すタイミングです。休みの直前に慌てないよう、年の初めにまとめて予定に入れておきます。
年度の切り替えで料金やサービス内容が変わる場合は、料金ページや資料の更新も同じ時期にまとめて行います。
決算が3月の事業を例にした予定表です。自分の事業の繁忙期や決算の時期に合わせて、年1回の作業を動かしてください。
表は横にスクロールできます。
| 月 | 毎月の確認に加えてやること |
|---|---|
| 1月 | 年始のお知らせを終了。1年分の予定をカレンダーに入れる |
| 2月 | — |
| 3月 | 3か月ごとの点検(バックアップ・リンク・Search Console・速度・地図の情報) |
| 4月 | 年1回の見直し(契約・SSL・サーバーのバージョン・運営者情報・権限・費用)。年度の料金変更を反映 |
| 5月 | 連休明けにお知らせを終了 |
| 6月 | 3か月ごとの点検 |
| 7月 | お盆休みのお知らせを準備 |
| 8月 | お盆明けにお知らせを終了 |
| 9月 | 3か月ごとの点検 |
| 10月 | — |
| 11月 | 年末年始のお知らせを準備 |
| 12月 | 3か月ごとの点検。年末年始のお知らせを公開 |
やることの中心は同じですが、サイトの作り方によって、手間がかかる作業が変わります。
表は横にスクロールできます。
| 作り方 | 手間がかかりやすい作業 | 比較的少ない作業 |
|---|---|---|
| WordPress | 本体・テーマ・プラグインの更新、更新前のバックアップ、サーバー側のバージョンの確認 | 文章や画像の差し替えは管理画面からできる |
| HTMLで作ったサイト | 文章や画像の差し替え(ファイルを直接直してアップロードする) | ソフトの更新は少ないが、フォームなどの仕組みは別に確認が必要 |
| ホームページ作成サービス | サービスの料金や機能の変更への対応、データの持ち出し方の確認 | サーバーやソフトの更新はサービス側が行うことが多い |
ホームページ作成サービスを使っている場合でも、ドメインの更新、問い合わせの確認、情報の見直しは自分で行う必要があります。サービスをやめるときにデータをどう移すかも、年1回の見直しで確認しておくと安心です。
制作会社や保守サービスに更新を任せている場合も、すべてを任せられるわけではありません。どこまでを頼み、どこを自分で確認するかを、契約の内容と合わせて決めておきます。
表は横にスクロールできます。
| 作業 | 外注先に頼むことが多い | 自分で確認したいこと |
|---|---|---|
| ソフトの更新 | WordPressの更新、バックアップ | 更新後に主なページとフォームが動くか |
| 契約 | サーバーの契約を外注先の名義で管理している場合はその更新 | 名義が誰か、解約や移転のときにデータとドメインを受け取れるか |
| 内容の更新 | 文章や画像の差し替え(回数や範囲は契約による) | 営業時間、料金、お知らせが正しいか |
| 問い合わせ | — | フォームから届くか、返信が遅れていないか |
| トラブル | 原因の調査と修正 | 異変に気づいたら連絡する。連絡先と対応時間を把握しておく |
外注先から作業の報告をもらっている場合は、その報告も作業の記録と一緒に残しておきます。契約の範囲はホームページ修正の費用と依頼メモも参考にしてください。
やったことは、日付・作業・結果を1行ずつ残します。たとえば「4月10日 ドメインの自動更新を確認。カード期限を更新」のような短い記録で十分です。記録があると、担当が代わったときに引き継ぎやすく、トラブルが起きたときに「いつから変わったか」を調べやすくなります。
表示されない、メールが届かないなどの問題が起きたときは、公開・更新トラブルの切り分けで、症状ごとの確認の順番を整理しています。
表は横にスクロールできます。
| 確認項目 | やること |
|---|---|
| 予定 | 毎月・3か月ごと・年1回の作業日をカレンダーに入れた |
| 担当 | それぞれの作業を誰がやるか決めた |
| 契約 | ドメインとサーバーの更新日、支払い方法を一覧にした |
| 連絡先 | サーバー会社・制作会社の問い合わせ先をまとめた |
| 記録 | 作業の記録を残す場所を決めた |
年間の点検や更新を自分で続けるのが難しい場合は、当サイトの月額の保守プラン(税込で月3,000円から)もご検討ください。WordPress本体・プラグインの更新とバックアップを毎月行い、月5,500円のプランでは軽微な修正も月2回まで承ります。1か月単位で、最低契約期間はありません。
公開日: 2026-10-16
最終更新日: 2026-10-16
追記履歴